windows : Windows11 24H2 アップデート で 起動できない件 (WD SN550)

現象:

24H2 に アップデートした後、Power ON で 起動が遅かったり、黒い画面のまま進まなくなったりすることが発生し、ついに 立ち上がらなくなった。
強制的に 電源ON/OFFを繰り返したところ、起動時に回復画面が表示されるが、何をしても回復できない状態。セーフモードも起動しない。

原因:

WD の SSD を使用しているため、これが原因と推定。 (参考)

但し、使用している型番は SN550   WDS100T2B0C で、公表されている製品とは異なる。
(対象は 2TB の 製品のみ)
また、Western Digital Dashboard で確認しても FW は最新となっている。
以下の対処を行った結果、改善されている為、同じ問題と推定。

対処方法:

このサイトを参考に、レジストリで HMB のサイズを Minimun に 設定。
( 「HmbAllocationPolicy」の 値を 1 )

設定後の HMB設定 の状態は 以下の通り。

 Attemped to Allocate : 0x337000 bytes
 Actually Allocated   : 0x337000 bytes
 Device Minimum       : 0x337000 bytes
 Device Preferred     : 0xC800000 bytes
 Policy Maximum       : 0x1FDB7000 bytes

HMB のサイズは、設定前は、推奨値 ( 0xC800000 bytes ) になっていた。
(23H2 の時は 0x4000000 byte (64MB) )

結果:

現状、問題は発生しなくなった。
しばらくは様子見。