目的:
WSL (Windows Subsystem for Linux) の端末として gnome-terninal を使用する。
概要:
X-Window 環境で gnomi-terminal を使用する。
gnomi-terminal を使用する事により、簡単に端末の色分け 等ができるようになる。
X-Window は VcXsrv を使用する。
( Xサーバーをインストールする 参照 )
インストール手順:
- gnome-terminal のインストール
- インストール
sudo apt install gnome-terminal
sudo apt install dbus-x11
- 起動
gnome-terminal
- インストール
- ターミナルのカラースキームを gogh で設定
- Goghの実行に必要なパッケージを以下でインストール
sudo apt-get install dconf-cli uuid-runtime
- Goghの実行
gnome-terminal 上で、以下を実行
bash -c "$(wget -qO- https://git.io/vQgMr)"
実行すると、カラースキームのリストが表示され、使用する カラースキームの番号 の入力待ちになる為、リストの左側の番号を入力する。
(見本)
gnome-terminal 上で 右クリックし、Profiles にカーソルを合わせると、入力したカラースキームが追加されている為、これを選択し、適用する。
必要に応じ、メニューバーから 「Edit」-「Profile Preferences」で各種設定を行う。
2021.11.09 追記
新しいPC に WSL2 をインストールしたら、Gogh が動作しなかった。
( カラースキーム のリストが表示されずに終了 )
git をインストールしたら、表示されるようになった。
sudo apt-get install git-all
- Goghの実行に必要なパッケージを以下でインストール
- 日本語入力をできるようにする。
- 日本語化
以下をインストール/実行
sudo apt install locales locales-all
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
- fcitx-mozcのインストール
以下をインストール
sudo apt install fcitx-mozc x11-xserver-utils
- machine-idファイルの作成
以下を実行
sudo sh -c "dbus-uuidgen > /var/lib/dbus/machine-id"
- 環境変数などを.profileファイルに設定
.profile に以下を追記
# set for fcitx ------------------
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
if [ $SHLVL = 1 ] ; then
(fcitx-autostart > /dev/null 2>&1 &)
xset -r 49 > /dev/null 2>&1
fi
- 再起動
WSL を再起動する。
PowerShell を立ち上げ、 ディストリビューション名を確認。
wsl -l
WSL を再起動。(Debian の場合)
wsl -t Debian
再度端末を立ち上げ、gnome-terminal を立ち上げる。
gnome-terminal実行時に、以下の様なワーニングが発生する場合、
** (gnome-terminal:54): WARNING **: Couldn't connect to accessibility bus: Failed to connect to socket /tmp/dbus-3BGGQVhj0i: 接続を拒否されました
.bashrc に 以下を追記
# disable to display dbind-WARNING
export NO_AT_BRIDGE=1
- 日本語入力設定
以下を実行し、設定を確認/修正する。
fcitx-config-gtk3
( 日本語入力切り替えのキー等を好みにより設定。)
また、gnome-terminal 等のメニュー等も日本語になっているはず。 - 日本語化
- フォント追加
Windows の フォントを gnome-terminal 等で 使用できる様にする。
/etc/fonts に 以下の様な "local.conf" を作成する。
sudo vim /etc/fonts/local.conf
<local.conf>
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<dir>/mnt/c/Windows/Fonts</dir>
</fontconfig>
作成後、
fc-cache -fv
を実行する。
実行終了したら、
fc-list | head
で、Windows の フォントがあることを確認する。
但し、この状態で gnome-terminal の プロファイルの設定 から、Windows の フォントを選択することができなかった。(ドロップダウンリストに入っていない)
... 色々試行錯誤しているうちに、選択できるようになっていた。
WSL の再起動が必用 ?
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