目的:
NFSサーバーをインストールし 接続した USB HDD を NFS で共有できるようにする。手順:
以下の手順で nfs-kernel-server をインストールし、共有ディレクトリの設定を行う。
- パッケージリストの更新、パッケージのアップデートを行う。
sudo apt update
sudo apt upgrade
この時、カーネルの更新が行われた場合は、再起動する。
sudo reboot
- nsf-kernel-server のインストールを行う。
sudo apt install nfs-kernel-server
- /etc/export を編集し、共有ディレクトリを設定する。
sudo vi /etc/exports
以下の書式でディレクトリを追記する。
<共有ディレクトリ> <ホスト1>(オプション) <ホスト2>(オプション) …
例:
/mnt/hdd1 192.168.1.0/255.255.255.0(rw,sync) - 設定を反映する
exportfs -ra
以上で、NFSサーバーのインストール、設定は終了。
クライアント側の設定については、
Windows10の場合 はこちら
WSL では NFS クライアント は使用できなさそう。
/etc/export 書式 :
<共有ディレクトリ> <ホスト1>(オプション) <ホスト2>(オプション) …<共有ディレクトリ>
共有させたいディレクトリを記載
<ホスト>
共有ディレクトリにアクセスするクライアントを記載
ホスト名, IPアドレス, IPネットワーク 等を記載
IPネットワークは、
192.168.1.0/24
192.168.1.0/255.255.255.0
の様な形式。
(オプション)
主なオプションを以下に示す。
rw : 読み出し、書き込み 可能
ro : 読み出し専用 (default)
sync : 同期書き込みを有効にする (default)
async : 非同期書き込み(遅延書き込み)を有効にする
root_squash : root としての書き込みを行わない様にする。(default)
(rootのuidとgidをanonymousのuidとgidに割り当てる。)
no_root_squash : root_squashを無効にする。
all_squash : すべてのuidとgidをanonymousのuidとgidに割り当てる。
anonuid=uid : anonymousに割り当てるuidを指定する。
anongid=gid : anonymousに割り当てるgidを指定する。
secure : 1023番以前のポートの接続のみ許可する。 (default)
insecure : 1024番以降のポートの接続も許可する。
rw : 読み出し、書き込み 可能
ro : 読み出し専用 (default)
sync : 同期書き込みを有効にする (default)
async : 非同期書き込み(遅延書き込み)を有効にする
root_squash : root としての書き込みを行わない様にする。(default)
(rootのuidとgidをanonymousのuidとgidに割り当てる。)
no_root_squash : root_squashを無効にする。
all_squash : すべてのuidとgidをanonymousのuidとgidに割り当てる。
anonuid=uid : anonymousに割り当てるuidを指定する。
anongid=gid : anonymousに割り当てるgidを指定する。
secure : 1023番以前のポートの接続のみ許可する。 (default)
insecure : 1024番以降のポートの接続も許可する。
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