2023年6月23日金曜日

verilog : Icarus verilog のオプション

目的:

Icarus Verilog での コンパイル時の オプションを 記す。

オプション:

オプションとして以下の様なものがある。
(詳細は、 こちら を参照。)

-o <File名> : 出力ファイル(コンパイルしたファイル)の名前を指定する。
(デフォルト は a.out)

-c <File名> : コマンドファイルを指定する。
(ソースファイル(テストベンチ,rtl等)のリスト等)

-I <Path> : インクルードファイルが存在するディレクトリを指定する。
-g <Flag> : verilog のバージョンを指定する。
バージョンは 1995, 2001, 2005, 2009, 2012 等。
-g 2012 で SystemVerilog に対応。

-s <Top module> : トップモジュールを明示的に指定する。
デフォルトではどのモジュールからも呼び出されていないものがトップと認識される。

-W <警告クラス> : どの警告(ワーニング)を出すかを指定。
-W all ですべてのワーニングがレポートされる。
警告クラスには以下の様なものがある。
anachronisms, implicit, implicit-dimensions
macro-replacement, portbind, select-range
timescale, sensitivity-entire-array

-v : 冗長指定。
著作権情報、進行状況メッセージ、各コンパイル段階のタイミング情報等を出力。

-V : バージョン情報を出力。
-V 時、コンパイルはスキップする。

例:

コンパイル

iverilog -o tst.o -c filelist.txt -g 2001 

ファイルリスト ( filelist.txt )

// test bench
testbench/testbench.sv

// rtl list
rtl/tst_module.v
rtl/tst_submod1.v
rtl/tst_submod2.v

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