目的:
WSL (Debian) に Vivado ML (スタンダード) を インストールする。
以前、Vivado (2020.1) をインストールしたが、最新版(Vivado ML スタンダード) のインストールを行い、動作を確認する。
インストール手順:
今回は、GUI にて インストールできた。手順を以下に記す。
- インストーラをダウンロードする ( Windows )
Xilinx のサイトから、「ザイリンクス統合インストーラー 2021.1: Linux 用自己解凍型ウェブ インストーラー (BIN - 301.28 MB) 」を 任意のディレクトリにダウンロードする。 (アカウントが必用。なければ、作成する) - Xサーバーを起動 するWindows 上で Xサーバーを起動する。
- インストーラ を実行する
必要に応じ、sudo apt update, sudo apt upgrade を実行しておく。
WSL (Debian) の 端末から、インストーラを実行する。
ダウンロードしたディレクトリ : D:\download\xilinx
ダウンロードしたファイル名 : Xilinx_Unified_2021.1_0610_2318_Lin64.bin
の場合、
cd /mnt/d/download/xilinx
./Xilinx_Unified_2021.1_0610_2318_Lin64.bin
を実行すると、インストーラのウィンドウが立ち上がる。- Welcom の 画面 :
next を押下 - Select Install Typw の画面 :
E-mail Address, password を入力し、
"Download and Install Now" が選択されていることを確認し、
next を押下 - Select Product to Install の画面:
vivad を選択し、next を押下 - Select Edition to Install の画面:
Viado ML Standard を選択し、 next を押下 - Vivado ML Standard の画面:
インストール内容を確認し、next を押下 - Accept License Agreements
全て(3か所) の "I Agree" にチェックを付け、next を押下 - Select Destination Directory の画面
インストール先のディレクトリを指定する。
各インストール先、ディスク容量等を確認し、next を押下 - Installation Summary の画面
インストールの内容を確認し、Install を押下
- Welcom の 画面 :
Vivado の実行:
以下の様に、インストールディレクトリの settings64.sh を ソースし、vivado を実行する。( インストール先 : /tools/Xilinx, Ver 2021.1 の場合 )
source /tools/Xilinx/Vivado/2020.1/settings64.sh
vivado
vivado
vivado の実行で GUI の画面が立ち上がる。
コマンドラインで使用する場合も、2021.1 の settings64.sh を source した後に使用する。
以前のバージョン (2020.1) を使用する場合は、2020.1 の settings64.sh を source することで、以前のバージョンが使用できる。
普段使用するバージョンの settings64.sh を .bashrc に 記載しておくのが良いと思う。
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