2021年9月11日土曜日

Windows : WSL (Debian) にVivado ML をインストールする。

目的:

WSL (Debian) に Vivado ML (スタンダード) を インストールする。

以前、Vivado  (2020.1) をインストールしたが、最新版(Vivado ML スタンダード) のインストールを行い、動作を確認する。

インストール手順:

今回は、GUI にて インストールできた。手順を以下に記す。
  1. インストーラをダウンロードする ( Windows )
    Xilinx のサイトから、「ザイリンクス統合インストーラー 2021.1: Linux 用自己解凍型ウェブ インストーラー (BIN - 301.28 MB) 」を 任意のディレクトリにダウンロードする。 (アカウントが必用。なければ、作成する)
  2. Xサーバーを起動 するWindows 上で Xサーバーを起動する。
  3. インストーラ を実行する
    必要に応じ、sudo apt update, sudo apt upgrade を実行しておく。
    WSL (Debian) の 端末から、インストーラを実行する。
     ダウンロードしたディレクトリ : D:\download\xilinx
     ダウンロードしたファイル名  : Xilinx_Unified_2021.1_0610_2318_Lin64.bin
    の場合、
     cd /mnt/d/download/xilinx
     ./Xilinx_Unified_2021.1_0610_2318_Lin64.bin
    を実行すると、インストーラのウィンドウが立ち上がる。
    1. Welcom の 画面 :
      next を押下
    2. Select Install Typw の画面 :
      E-mail Address, password を入力し、
      "Download and Install Now" が選択されていることを確認し、
      next を押下
    3. Select Product to Install の画面:
      vivad を選択し、next を押下
    4. Select Edition to Install の画面:
      Viado ML Standard を選択し、 next を押下
    5. Vivado ML Standard の画面:
      インストール内容を確認し、next を押下
    6.  Accept License Agreements
      全て(3か所) の "I Agree" にチェックを付け、next を押下
    7. Select Destination Directory の画面
      インストール先のディレクトリを指定する。
      各インストール先、ディスク容量等を確認し、next を押下
    8. Installation Summary の画面
      インストールの内容を確認し、Install を押下
    インストール終了まで待つ

Vivado の実行:

以下の様に、インストールディレクトリの settings64.sh を ソースし、vivado を実行する。( インストール先 : /tools/Xilinx, Ver 2021.1 の場合 )
 source /tools/Xilinx/Vivado/2020.1/settings64.sh
 vivado
vivado の実行で GUI の画面が立ち上がる。

コマンドラインで使用する場合も、2021.1 の settings64.sh を source した後に使用する。
以前のバージョン (2020.1) を使用する場合は、2020.1 の settings64.sh を source することで、以前のバージョンが使用できる。

普段使用するバージョンの settings64.sh を .bashrc に 記載しておくのが良いと思う。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿