2020年11月23日月曜日

raspberry pi : wiringpi を使う

 目的:

c言語 から raspberry pi の GPIO 制御を行う為、wiringpi をインストールする
 * wiringpi は 非推奨とのこと。 pigpio を使用した方が良い。
  ( pigpio 使用例 : 
C言語で LED 調光 (pigpio を使用した PWM 制御)  )

インストール:

C言語から GPIO アクセスを行うためには wireingpi を使用するのが楽の様なので、
以下の手順でインストールする。 

cd /tmp
wget https://project-downloads.drogon.net/wiringpi-latest.deb
sudo dpkg -i wiringpi-latest.deb

尚、
sudo apt install wiringpi
でもインストールできるが、現時点(2020/11/23) ではバージョンは 2.5.0 がインストールされ、このバージョンは raspberry pi 4 には 対応していない。

 コマンドライン操作:

wiringpi をインストールすると、コマンドラインから直接 GPIO アクセス可能となる。
以下に、主なコマンドを示す。

情報表示
gpio -v : バージョン表示
gpio readall : ピンの状態を表示

ピンモード設定
gpio [-g] mode <pin> out : <pin> を 出力(out)に設定
gpio [-g] mode in : <pin> を 入力(in)に設定
* -g を付加した場合、<pin> は GPIO番号。付加しない場合は wiringpi PIN番号

IO操作
gpio [-g] write <pin> 0 : <pin> に 0 ('L') を出力
gpio [-g] write <pin> 1 : <pin> に 1 ('H') を出力
gpio [-g] read <pin> : <pin> の 値を取得

その他のコマンドは、Wiringpi のページの "The GPIO Utility" を参照。

wiringpi PIN番号は、以下 (gpio readall 結果例) を参照。
wPi が wiringpi PIN番号。 BCM は GPIO番号。



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