2019年4月6日土曜日

電子工作: フォトリフレクタ TPR-105 動作

目的:
フォトリフレクタ TPR-105 の動作について確認する。

背景:
Nゲージでの列車の位置検出として、フォトリフレクタ TPR-105 の使用を検討中。
TPR-105 の動作を確認し、定数選定の参考としたい。

確認内容:
フォトリフレクタ確認の回路、設置状況等は、以下の通り。
抵抗値 R1, R2 を振り、各車両の検出位置①~③で の出力電圧を測定した。
抵抗は、手持ちの抵抗を組み合わせて使用。
車両無時は、机上ライトを点灯。

回路図
フォトリフレクタの設置


車体1, 2


車体1 ① : 車軸のあたり。フォトリフレクタからの距離 約 2mm
車体1 ② : 車体中央。フォトリフレクタからの距離 約 6mm
車体2 ② : 車体1 ② と同じ位置に白いビニルテープを貼り付け
車体 3
車体3 ③ : 台車中央。フォトリフレクタからの距離 約 1.5mm


確認結果:
 測定結果は、下記の通り。
 あまり、正確には測定できていないと思われるため、参考程度。

R1
(Ω)
R2
(Ω)
出力電圧 (mV)
車体無 車体 1 車体2 車体3
②(白)
2mm 6mm 6mm 1.5mm
150 10000 49 315 56 555 396
20000 90 558 105 1068 708
30000 133 895 153 1602 1163
40000 178 1158 193 2036 1487
50000 224 1380 241 2612 1910
100 10000 46 434 75 832 614
20000 93 818 174 1670 1267
30000 136 1280 272 2440 1705
40000 180 1640 297 3010 2171
50000 226 2207 385 3095 2922
75 10000 47 582 103 1134 755
20000 94 1183 204 2203 1538
30000 142 1741 306 3046 2172
40000 188 2325 403 3109 2839
50000 230 2756 506 3124 3088
50 10000 50 915 178 1784 1163
20000 96 1694 308 3057 2185
30000 144 2428 532 3111 3021
40000 194 3066 617 3129 3105
50000 242 3097 779 3138 3120

R1 50Ω 時で、IFは、40mA 程度でしょうか?
R2 を大きくすると、外部からの光により反応してしまう。

出力を 論理回路で受けるなら、R1 : 75Ω,  R2 : 30KΩ ぐらいが適用でしょうか?
これで走行状態での検出を試してみる必要がある。


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